「流行感冒」解説【志賀直哉】【スペイン風邪】|fufufufujitani|note
「流行感冒」は1919年(大正8年)の作品。1918~1920年に世界中で流行したスペイン風邪を題材にした志賀直哉の短編小説です。日本でも40万人近くが犠牲になっています。コロナとは比較にならない大惨事でした。 章立て
上下に別れています。それぞれ3つに分割できますので、6章とみなせます。各章にタイトルつけてみました。最悪これだけでもだいたい内容理解できます。以下詳細説明します。 1、自粛要請
最初の子供が病死したので、娘の佐枝子の病気に神経質になっている志賀直哉夫妻。といって田舎(当時千葉県我孫子住まい)の百姓のガキなんぞは粗雑に育てられていますので、あ
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